【ななむい】

<祭 神> うはるず様

<祭 祀> みゃーくづつ(宮古節) 旧暦8月か9月の甲午

 ななむいとは、七神を祀ることに由来している。物事の始まりである子(ね)の神様であり、生と死をつかさどる神様である。不治の病の病人を家族に持った人が、訪れることも少なくない。

 ただ、鳥居の中に入って参拝できるのは、年に一度の「みゃーくづつ」の時に限られる。このタブーを犯すと、「命をくくられる」こととなる。どうしても、参拝したい時には、神女に相談の上参拝するか、鳥居の手前で参拝する。その際、履物はぬぐ。

 一時、神女の承継が途絶えたこともあるが、みごとに承継された。



inserted by FC2 system