低学力・低収入・高癒し

　全国学力テストが、実施されて２回目。大阪府が、２年連続低迷したので、業を煮やした知事の橋本さんが、市町村別の成績の公表へ踏み切った。一方こちら沖縄は、２年連続最下位だ。知事の仲井眞さんは、一年目は「おかしいな〜」と首をひねっていただけだったが、今年の２回目も最下位だったのでトップの秋田県と教員の交流をするらしい。が、効果はいかほどのものか。最下位の理由に「家庭の事情」も加えているがそれもなんだかな〜。ここ宮古島の学校の宿題は、「自由な家庭学習」が目立つ。でも、これきちんと家庭学習できる優等生に出す宿題の出し方よね〜。

　今年１０月に最低賃金が改正された。沖縄は、それまで、時給６１８円だったのが、６２７円となったが、依然としてで最下位だ。募集の実態は、この時給でのことが多い。サラリーも、この時給×８時間×２５日というところが多いんだろな〜。月にして、１０万を少し越えるくらい。ボーナスもあればましなほうで、あってもびっくりするくらい少ない。日曜日は、おやすみだが、土曜・祝日は、実質おやすみでないところが多いかな。だから、こぞって、公務員、教職員、第三セクターの職員になりたがる。それも一頃は、試験じゃなくて、縁故採用が多かったらしい。法律や条例を守らないお役人が時々新聞にのります。市長さんもたいへんね。

　行ってみたい観光地のランキングというのもあるそうだ。ここ宮古島は、知名度があがったらしく、さらに人気上昇中で、上位にランキング。癒しを求めて高収入・高学力な人達が、低収入で低学力な土地へやってくる。「低収入で低学力」だろうが、「人には優しい」沖縄気質。順位を付ければ、トップもいれば、ビリもいる。沖縄は、あえての最下位かな〜。そんなものには、縛られませんよーっと。高収入・高学力が高幸福とは必ずしもいえませんからね。ああぁ、今日もお空がきれいだわ〜。