<No.003> 2008年07月24日 マンゴーで幸せ?

太陽のタマゴ 宮崎のマンゴー。「太陽のタマゴ」なんて名前がついている。糖度と大きさを厳選したとか。宮古島のぐぐっと安いマンゴーのほうが、糖度が高い。。
 大都市のデパートや銀座の千疋屋なんかでおめにかかるマンゴー。作ってる人が、腰をぬかすほど値段が高い。。


素朴な宮古マンゴー 宮古島のマンゴーは、スーパーで買える。道端で、おばさんが売っていることもある。今はない平良の公設市場では、見栄えの悪いマンゴーを数人のおばさん達が、売っていた。ほんと、甘くておいしかった。また、今から比べると安かった。正確ではないかもしれないけど、この数年で値段が倍くらいになったと思う。。
 旅行者として宮古島を訪れていたときは、まるで、マンゴーの行商人のようにトランクいっぱいのマンゴーを買っていました。ただ、ある年、ものすごくおいしくない年があってから、それもやめてしまいました。初めての人が食べたら、好きになれないような味でした。今年は、ご心配なく。きっと、甘くておいしいですよ。

 今年も、いろいろお世話になった人の贈り物にするつもりで、安くておいしいマンゴーを探しています。地元なので、スーパーでは、買いません。マンゴー農園に直接買いにいきます。1個3000円!もするマンゴーは買えません。。ましてや、1個1万円以上もするようなマンゴーは、私には、もはや、マンゴーではありません。農園へ直接いくと、いろいろ今年のマンゴーについて聞くことができたり、見栄えの悪いマンゴーなんかも「おまけ」してくれるんです。

 ある年は、まったくマンゴーがない時期にうかがったので、「悪いね〜」といって見栄えの悪いマンゴーをくれました。今年は、そこの農園で買いたいな〜と思っています。

 宮古の農家の人たちにとっては、このマンゴーブームで値段が高くなることは、喜ばしいことです。それでも、さして、甘さもおいしさも変わらない宮崎のマンゴーの値段が、3〜5倍することに、ためいきをついているみたいです。たとえ小泉さんが、新聞やテレビで「おいしい」を連発しても、そうそう値段が宮崎マンゴーほどにはならないでしょう。

 この宮古島には、無農薬でマンゴーを育てているところもあります。そういうのだったら、割高になっているのも納得できるんだけどな〜。無農薬は、ほんとに手間がかかります。

 自分たちが食べる用としてはマンゴーは、もう高すぎるので、買えません。ふくちゃんのリクエストで、マンゴーを育ててみることにします。無農薬で育てることできますしね。

 ちなみに、規模にもよりますが、マンゴー農園つくるためには、総工費約1億です。去年までは、8割の補助金がでていましたので、2,000万円の借金をすることになります。実がなるまでに、3〜4年かかります。宮古島は、台風が多いので、気苦労も多いでしょう。たいへんですね。

 私は、宮崎へ行ったことはないけれど、宮崎でも、農園へ直接行って、楽しい苦労話を聞きながら、見栄えの悪い安いマンゴーを譲ってもらえるんでしょうか。。



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