観音様のくれたガム
今日は、入店の時には、もうどしゃぶりの雨でした。お仕事に就くと、店内に小学生の低学年4人組が雨宿りしておりました。みんな、雨で頭がびしょびしょです。「家は、遠くなの?」「うん。。」「じゃ、雨がやむまでいればいいさ〜」
にじは、接客や清掃だけではなく、おでんを作ったり、フライドチキンなんかもも揚げちゃったりもします。おでんを作り始めると、8つの小さな目が私の一挙一動をじーーと追っています。「今日は、見物人が大勢だねぇ〜」いっしょに働いてる人も、にこにこがおです。
フライドチキンを揚げたら、4人のうちの一人が、「おいしそうぉ。。お腹へったなぁ。。」(一人120円として、4人で480円か。。)たまたま、ポケットに千円札もはいっています。(どうしよ、どうしよ、ごちそうしようか。。ふくちゃんには、にじは時々安易に同調して、軽はずみな行動をすることがあるって戒められているし。。ほんと、どしよ、どしよ。。)
そうこうしてるうちに、4人のうちの一人が、小銭をかき集めて、10円のガムを買いに私に近づいてきます。「お腹へったから、これでも食べる〜」(そうか、そうか。。ガムにしたか。)
そのガムをて渡して、しばらくすると、また、さっきの子がやってきました。「あたりー」「あ、当たったんだー、ほんとおめでとうぉ〜〜」思わず大きな声が出てしまいました。。そのガムは、当たりくじつきのガムでした。
今日は、仕事に就く数分前まで、観音様の梵字をごにょごにょしておりました。。私は、どうすべきだったのでしょうか、観音様。。これで、よかったのでしょうか。。とにもかくにも、ありがとうございました。